ワキガのボトックス注射は効果あるの?保険は適用できる?注射の薬液の種類と効果は?

ワキガはアポクリン汗腺から出る汗と皮脂などの老廃物が混ざって臭いを発生させるもので、その臭いは好まれるものではないことでコンプレックスとなります。

ワキガは体質的なものであり、生まれつきにアポクリン汗腺の量が多いことが原因です。

思春期にホルモンの分泌が活発になることで、アポクリン汗腺の動きも活発化し、ワキガの臭いが出始めます。対処法としては清潔を保つことやワキガ専用クリームで消臭するなどがありますが、アポクリン汗腺がある限りワキガが完治するということはないのです。

自力での対応がしきれない場合には病院での治療があります。

治療法はいくつか種類がありますが、その中でもあまり負担にならずに苦痛が少ないものとして人気のある治療法がボトックス注射です。

この方法は、ポツリヌス菌の毒から生成された成分の薬液を注入することでアポクリン汗腺からの汗を抑えて臭いの発生を止める仕組みです。

ポツリヌス菌は筋肉の収縮を命じる神経伝達物質の分泌を抑える作用があるので、それによって汗を減少させることが出来るのです。

汗による臭いの拡散を防ぐことや、脇が汗で蒸れて菌の繁殖するのを抑制するので、結果として臭いの発生を抑える効果が得られるのです。

ボトックス注射のメリットは皮膚を切開するわけではないので、傷が残らず注射した当日から通常の生活を送れることです。

デメリットとしては、アポクリン汗腺を取り除く根本的手術ではないので効果が半年くらいであるということです。

保険適用の治療ですが、保険が使えるかどうかは医院によってまちまちです。ただし費用にはそれほど差はありません。2~3万円程で治療を受けれるところが大半です。

ボトックス製剤には韓国製で価格の安いリジェノリックスや、米国製のアラガンが使われることが多いですが、どの製剤でも十分な制汗効果が得られます。

皮膚の切開手術までの勇気がない方や、比較的軽度のワキガの方、治療による日常生活への影響を避けたい方、夏の汗をかきやすい時期だけ臭いを止めたい方などに向いている治療法です。

ボトックス注射をすることで、ワキガの毎日のケアが楽になり、臭いが発生してないか気になることがなくなったりとストレスから解放される良さがあることで、多くの人がこの方法を取り入れています。